琉球泡盛『寒露の渡り』の原料米を栽培する、栃木県市貝町の田んぼへ行ってきました。
せっかくなので、観光も兼ねての一泊旅行。(土日の臨時休業すみません、、)
宿は、市貝町に当てがなかったので、隣町の陶器で有名な益子にとりました。
県立自然公園「益子の森」の中にある公共の宿。お手頃な料金で、レストランも併設されており快適でした。
翌朝、早起きして近くのお寺までトレッキングをしました。
益子の森〜高館山経由で西明寺を目指す、往復1時間半くらいのコース。
ゴールに設定した西明寺は、国の重要文化財に指定されている楼門、三重塔などがある、とても立派なお寺でした。
午後は旅の目的地、市貝町へ。
少し遠回りをして「大瀬やな」を見るために寄った茂木町の蕎麦屋さんでランチ。
鮎天ぷらそば1350円。写真では分かりにくいのですが、天ぷらだけでもすごいボリュームでした!
道中、何とサシバ に会うことができました!慌てて車を停めて、パシャリ。
いざ見たいと思っても、中々見ることのできないサシバ 。嬉しい!!
何だかんだで、夕方近くになって、琉球泡盛『寒露の渡り』の原料米を栽培している田んぼに到着。
このように、丘陵地帯の地形を利用して、細長く奥まで入り込んだ田んぼが、谷津田です。
サシバ はこの谷津田で、餌をとり、周りの丘陵地に巣を作って子育てをしています。
なるほど、実際にこの目で見て、谷津田がサシバ の子育てに適した環境ということに納得しました。
一方で、農家さんの高齢化等により耕作放棄地となった田んぼも多く見ました。
このあと、夜まで残って、地元のホタル鑑賞会に参加しました。
市貝町のように自然が多く残る場所でも、ホタルを見ることが年々難しくなってきており、地元のボランティアの方々が守っているという状況でした。
我々の日常生活や、温暖化のような気候の変化などがおそらく影響している、というお話でした。
今回、市貝町を訪問し、地元の方々との交流を通じて、多くの学びがありました。
現地で案内していただいた地元の皆様、有難うございました。
★★おまけ★★
ホタルかご、地元の方に教えていただいて初めて知りました。ホタルのランタンです。