みなさん、こんにちは。
この度、日本自然保護協会さんの企画商品、琉球泡盛『寒露の渡り』を販売することになりましたので紹介します。そう、日本酒ではなく、泡盛です!
このお酒は、現在、絶滅危惧種に指定されている鷹「サシバ」の保護を進める栃木県市貝町と沖縄県宮古島市、二つの町が繋がり誕生しました。
サシバは、春頃から繁殖のため日本へ飛来する渡り鳥。
田んぼの近くに巣を作り、田んぼにいる爬虫類や昆虫を餌に子育てをするのですが、
近年、農家さんの高齢化、消費者のコメ離れなどを理由に田んぼが減り、サシバが繁殖しにくい状況になっています。
これはサシバだけでなく、お米を原料とする日本酒とも密接な問題。
日頃なかなか意識することはありませんが、守りたい棚田などの里山の風景。そして里山がもたらす恵みや、自然との調和など。
出典:農林水産省ホームページ
この泡盛を通じて、またサシバを通じて、失われつつある日本の景観や機能などを考える機会にもなればと思います。
詳しい情報は、ぜひ特設販売サイトをご覧ください(現在、予約受付中!) kanronowatari.stores.jp 注)店頭での予約は受付しておりません。
日本自然保護協会プレスリリース『寒露の渡り』予約開始 www.nacsj.or.jp
泡盛を製造するのは、国産米の醸造で実績のある宮の華さんです。 www.miyanohana.com
☆☆☆ おまけ ☆☆☆
サシバが飛来するという、光が丘公園バードサンクチュアリの紹介。
池や林に集まってくる鳥たちを、こちらの観察舎から観察します。
双眼鏡を覗くと、アオサギ。他にも、バンやカイツブリの親子などを見ることができました。
施設の運営をしている生態工房さんのお話では、3月と8月の渡りの時期に見られることがあるそうです。
お近くに来られた際は、是非寄ってみてください。(GoogleMaps)