みなさん、こんにちはー。
今年も『不老泉』上原酒造さんの造りに参加してきました。
練馬から車で6時間超。 東名〜名神〜北陸道経由で琵琶湖の北側から滋賀県に入りました。
蔵入りする前に、ちょっと寄り道して高島市マキノ町海津へ。(地図)
昨年、台風で大きな被害を受けた場所です。(関連リンク)
お土産を物色し、ツーリングカヤック専門店Ggranstreamさんでお茶をご馳走になりました。
居心地が良いのでつい長居してしまい、予定より遅れて蔵に到着。
仕込み蔵に入ると、醪(もろみ)のいい香り。神聖な気持ちになります。
さて、頑張ろう!明日から。。
朝は5時起床。杜氏さんの「やろか」の掛け声でスタートです。
1日の仕事はざっくりこんな感じ。(注:甑倒し間近時期、精米等は終了)
・仕込み、製麴(盛り)、櫂入れ、分析用サンプル取りなど
・朝飯(蒸米中)
・仕込み、製麴(引き込み、床揉み)、道具の洗いなど
・昼飯(休憩1.5h)
・洗米、製麴(切り返し)、粕剥がし、清掃、翌日の準備など
・夕食
杜氏と頭(かしら)は、夕食のあとも、天秤の加圧調整、翌日の段取りや麹の状態を見たりと、ゆっくり寝る暇はありません。
それから、日によって醪を搾る上槽(じょうそう)が加わります。
そう、上原酒造さんの上槽は、全国でも珍しい天秤搾りのため、一回の上槽に3日かかります。(木槽天秤しぼりの蔵元解説)
3日の間に、醪の入った袋の積み替えを2回、数時間ごとに天秤を調整して搾り続けます。(唯一無二の味わいを出す、この蔵のこだわりです。)
そんな中で、みなさんに、毎晩遅くまで宴会していただきました。恐縮この上ない。。贅沢な時間でした。
また、昼休みには気になっていたCOFFEE WORKS PLUSさんにお邪魔して、マスターと談義。大いに刺激を受けました。
比良山荘で不老泉に出会ってから6年、行くたびに出会いや発見のある滋賀県です。
上原酒造のみなさま、大変お世話になりました。無事に皆造(かいぞう)を迎えられることを心よりお祈りします。
と言うことで、只今、当店でお酒を購入した方には、不老泉の新鮮な酒粕をサービス中!
美味しいお酒とともに皆様のお越しをお待ちしております。
ではまた。