ほんしゅ堂のブログ

東京都練馬区にある酒屋の店主ブログです。

澤田酒造『白老』訪問

みなさん、こんにちはー。

ちょっと間が空いてしまいましたが、先日の呑み切りの帰りに、

知多半島、愛知県常滑市にある澤田酒造さんへお邪魔してきましたので、紹介します!

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澤田酒造さんの創業は江戸幕末期の1848年、現在まで約170年の歴史があります。

知多半島は、昔は醸造半島と言われるほど、日本酒を始め、酢、味噌、醤油、味醂などの製造が盛んな地域で、 日本酒だけで最盛期には200以上の酒蔵があったそうです。

しかし、現在は澤田酒造さんを含めて僅か6軒が残るのみ。(正確には5軒)

灘に並ぶ酒どころとして栄えた隆盛の時代から、時代の流れの中で衰退していき、ごく最近まで老舗酒蔵の廃業が続いている状況は、残念でなりませんね。

さて、澤田専務さんのご案内で、蔵の中を一通り拝見させていただきました。

事前に蔵の紹介ビデオを拝見していた、デカい木甑です。
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中に蔵人が入って蒸し取りをするのですが、なるべく米を潰さないよう、足の置く位置を固定して作業するそうです。大変そう、、

創業当時のままの蔵内部。木の形をそのまま利用した梁と、荷の下ろしに使う滑車。
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仕込み蔵には北西からくる季節風鈴鹿おろし)を取り込むための窓や換気口があって、比較的温暖な地域ならではの工夫だそうです。
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(参考)知多半島の醸造施設について

地元マキノ社の自動もろみ圧搾機。常滑焼の部品を使っていて粕剥がしが容易と言ってたかな。。
うろ覚えです、ごめんなさい。
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当日アポの突然の訪問にも関わらず、親切に対応してくれました。

さて、購入したのは、こちらの地元の方向けに造られている純米酒です。 f:id:honshudo:20170804155827j:plain:w320
純米酒 若水 65% 1800ml 2010円(税抜)試飲可。
自社栽培の若水は、愛知県原産の酒造好適米
味乗りのが良く、冷やか、ぬる燗が良いと思いました。

蔵訪問のあとは、購入したお酒を積んで帰るため、観光一切なしで東京へ直帰しました。

すごく暑い日で、熱中症にならないよう持たせてくれた冷凍みかんが、甘くて美味しかったです!

終わり。  

 

☆☆☆ おまけ ☆☆☆

練馬のローカルネタです。

お客様に教えていただきました。当店からのチャリで15分弱くらいのところにあります。

大江戸河岸城北卸売市場」の中にある鮮魚卸 和正さんです。
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旬の物を食べるなら、やはり魚屋さんですね。モノが違います。 f:id:honshudo:20170805121441j:plain:w320

切り身や加工品も売ってます。
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朝5:30〜11:30?一般客が買えるのは8:30ぐらいからとのことです。

今日紹介した知多の酒や、伊根の酒、浪江の酒あたりと如何でしょうか。
幸せになりますよ〜
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★京の春 特別純米 京の輝 1800ml 2500円(税抜)
★一生幸福 普通酒 蔵の華 1800ml 1845円(税抜)

では、また!